太白区・長町で全顎治療(フルマウス治療)ができる歯科医院をお探しなら、あすと長町歯科へ。
全顎治療(フルマウス治療)は患者さんのお口の状態に合わせ、さまざまな歯科の治療方法を駆使して行います。治療方法は、以下のように多岐にわたります。
全顎治療は非常に難しい治療です。お口に残っている歯とのバランスを考慮しつつ、正しい咬み合わせを推測しながら進める必要があり、より正確な診断力と総合的な治療に対応できる技術・経験が求められるからです。
当院の院長は、臨床家を目指し東北大学の歯学部附属病院(現東北大学医学部附属病院歯科部門)にて、かぶせ物や固定型欠損補てつ治療を専門としたクラウン・ブリッジ科に入局し、研鑽を積んでまいりました。所属中には治療計画の立案・治療・患者さんに装着するかぶせ物(銀歯・プラスティック冠・メタルボンド冠・オールセラミック冠等)・入れ歯・インプラントの製作に至るまで、自らおこなっていました。当時は医員や大学院生は歯科技工士への製作依頼はできず、ほぼすべて自ら製作する必要があり、大学にいる6年間は真夜中の作業や徹夜は当たり前だったようです。大学での割り当てられた業務が終わる夕方以降に自由時間ができるので、そこからが、生涯ワークの時間でした。自己研鑽を目指す当時の医局の先輩後輩ともに、苦手な英語論文の専門用語を辞書で調べ意味が合ってるかどうかわからずに恥をかきながら抄読発表。日付が変わる11時、0時ぐらいに大学を出てファミレスに移動し、今度は早朝まで患者症例についてディスカッション、下手だ下手だいわれながら理想的な歯の形成のためひたすら空き時間に切削練習トレーニング。その多くの経験が院長の現在の診療につながっており、今なお、道半ばで一生学ぶ必要があるという考えを持っています。
歯がボロボロだとお感じでお悩みの患者様は、お手伝いできるかもしれませんので、ぜひ一度当院にご相談ください。
当院では歯を長持ちさせるために、単に部分的に診断して、痛いところだけの治療にあたるのではなく、病因の究明と再発リスクの軽減を念頭に、患者さんのお口に合わせオーダーメイドで総合的・包括的な治療計画を立案しています。
患者さんから訴えられる『歯がボロボロ』という表現も、審美的に黒い部分を指している言葉なのか、歯がグラグラと動揺していることを指すのか、虫歯菌や酸による浸食で歯の崩壊が進行し歯のかけた状態ことを示しているのか、思うように噛めないのか、十人十色なのです。そのこと理解した上で、患者さんのお話を傾聴し、加えて必要な資料を採集し、問題点を探し、患者さんのためのオリジナルの治療計画を立案いたします。仮に虫歯が原因の治療であったとしても、患者さんの価値観は一人ひとり違いますし、選択される治療内容も違って当然だと私は考えます。
お口全体として診断するうえで、1つ1つの歯などを全体の診断の部品として扱います。例として1つの歯が虫歯の場合、患者さんの感じる痛みの度合いにより、様子をみるだけでよいのか、症状に対応する薬剤を使用するのか、歯の神経を除去しなければならないか、詰め物やかぶせ物で対応するのかだけでは終わりません。患者さんの持つ医科歯科ふくめ他の病気が絡み合う要因、噛み合わせ、生活環境、時間軸、また、過去の症例報告や研究報告、統計報告なども参考にします。さらに将来的におこなう予定の具体的施術方法も適応症なのかどうか検討しなければなりません。口の開かない患者さんや嘔吐しやすい方には困難な歯科治療もあるため、その代替案はないかも含める必要があります。
そういった部品の集まりからの診断があって初めて、患者さんの包括的な治療計画となるのです。
具体的には、修復物はどのような材質にするのか。ジルコニアボンド?フルジルコニア?セラミック?プラスティック?歯の欠損部位に何を入れるのか。インプラント?ブリッジ?入れ歯?など。患者さんにその性質、長所短所、経済面などを歯科知識を共有・相談しながら決めていきます。
また、治療計画の立案は、虫歯や歯周病の治療、かぶせ物や欠損部の修復で終わりではありません。いわゆる定期健診、予防歯科も同じくらい重要になります。具体的には定期的なメインテナンスごとに、セルフケアができる形態の修復物を製作を事前に組み込みます。
当院では全顎治療(フルマウス治療)する際、患者さんのご希望にあわせ以下の対応もいたします。
全顎治療(フルマウス治療)のような大規模な治療の際は特に、患者さんの負担をなるべく軽減するよう心がけています。
また、1回の治療時間はできる限り十分に確保するようにし、通院回数を最小限に抑える治療プランをご提案。
忙しい方でも効率的かつスムーズに治療を進められますので、長期間の通院によるストレスを軽減できるのではないでしょうか。
複数のかぶせ物を装着する際は、必要に応じ「フェイスボウ」という装置を使って頭の骨や顎関節と上のあごの位置関係を記録し、その位置をより正確に再現します。位置関係がズレると歯列が斜めに傾き、お顔がアンバランスに仕上がってしまう場合もあります。
患者さんにご説明する際は、口頭でお話しするだけでなく、ご希望の場合、必要に応じワックスアップ模型を用い、視覚的にわかりやすい説明を行っています。
ワックスアップ模型とは、前歯などの審美的な部位やかみ合わせの調整を修復物で行う際に複数のかぶせ物を作る際、その設計や修復物の最終形態をイメージするために作られる模型のことです。矯正治療などで行うこともあります。
治療の最終的な歯の形状や位置関係、咬み合わせなどをワックス(ろう)などを使用して模型上に具体的に作製し、患者さん自身でアナログでリアルに確認できるため、仕上がりをイメージしやすくなります。
金属やプラスチックを一切使わず、セラミックだけを使い、作製するつめ物・かぶせ物です。中でもe-maxは、セラミックの一種であるガラスセラミックス(二ケイ酸リチウム)を強化した素材であり、透明感に優れ美しく仕上がります。
変色しにくいため、美しい状態を長く維持して劣化が少なく、汚れがつきにくいので虫歯や歯周病のリスクが低くなります。また、e-maxは天然の歯に近く、通常のセラミックと比較すると3~4倍の強度があり、割れにくく、天然の歯のエナメル質に近いことも特徴です。
| e-maxインレー | 55,000円/本 |
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| e-maxクラウン | 110,000円/本 |
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治療の期間・回数:2~4週間、2~4回
リスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は症例や個人差によります)。歯の状態によっては神経の治療が必要になる場合があります。お口の状況により、ごく稀に欠けたり壊れたりする可能性があります。
人工ダイヤモンドとも言われるセラミック、「ジルコニア」を使ったつめ物・かぶせ物です。とても頑丈で強度と耐久性に優れており、汚れがつきにくいのが特徴です。
より審美性の高い「ポーセレン築盛タイプ」のジルコニアボンドでは、内側部分にジルコニア(酸化ジルコニウム)を使用。ジルコニアのフレームにセラミック(陶材)を焼き付けてかぶせ物を作ります。通常のジルコニアクラウンと比べて、はるかに審美性に優れているのが特徴です。
| ジルコニア ボンド | 165,000円/本 |
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| フルジルコニアクラウン | 110,000円/本 |
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| ジルコニアインレー | 55,000円/本 |
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治療の期間・回数:2~5週間、2~6回 (条件付き5年保証あり)
リスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は材質や個人差によります)。歯の状態によっては神経の治療が必要になる場合があります。治療時に出血を伴う可能性があります。お口の状況により、ごく稀に欠けたり壊れたりする可能性があります。
セラミックを金属に焼付けた被せ物です。一説によると大気圏突入時に燃え尽きないように使用したスペースシャトルの船体外周を覆っていた耐熱タイルを歯科応用した修復物です。とても頑丈で強度と耐久性に優れており、汚れがつきにくいのが特徴です。
金属のフレームにセラミック(陶材)を焼付けたかぶせ物です。これまで、世界中の多くの患者さんの治療に使用されてきたため臨床実績は豊富です。安心で信頼性のある修復物であり、強度、耐久性に優れています。審美面ではジルコニアボンドにやや劣りますが、それでも十分に審美性が高い方法です。かぶせ物と歯との境界部や金属補強部のフレームがやや目立つ場合があります。
| メタル ボンド(陶材焼付前装冠) | 110,000円/本 |
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治療の期間・回数:2~5週間、2~6回 (条件付き5年保証あり)
リスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は材質や個人差によります)。歯の状態によっては神経の治療が必要になる場合があります。治療時に出血を伴う可能性があります。お口の状況により、ごく稀に欠けたり壊れたりする可能性があります。
最短1日で白いつめ物・かぶせ物のセラミック治療が完了する「セレックシステム」で作成するオールセラミックスの詰め物・被せ物です。
3D光学カメラで歯をスキャンし、その情報をもとにコンピューター上でつめ物・かぶせ物を設計。そのあと専用のマシン(ミリングマシン)で自動的にセラミックを削り出して、つめ物・かぶせ物を作ります。
そのため、通常の方法で歯形を採る時に嘔吐してしまいそうな、苦手な患者さんも負担が少なくなります。
| セレックインレー | 33,000円/本 |
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| セレッククラウン | 55,000円/本 |
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治療の期間・回数:最短1日、1~2回 (保証なし)
リスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は材質や個人差によります)。歯の状態によっては神経の治療が必要になる場合があります。治療時に出血を伴う可能性があります。
失われた歯のあごの骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯(かぶせ物)をつける治療法です。費用には、事前診断・サージカルガイド作製・インプラントの埋め込み・アバットメント装着・上部構造体装着のすべてが含まれています。
| インプラント治療 | 385,000~495,000円/本 |
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治療の期間・回数:4~8か月、10~15回
リスクや副作用:手術後に、痛みや腫れ、出血、合併症などを引き起こす可能性があります。噛む感覚がご自身の歯と異なる場合があります。見た目がご自身の歯と異なる場合があります。インプラント装着後は定期的なメインテナンスを継続しないと、いわゆるインプラントの歯周病であるインプラント周囲炎になる場合があることが報告されており、進行したインプラント周囲炎の中には周囲骨の吸収が止まらない症例も報告されており、インプラントに大きな問題が起きるため、定期的なメンテナンスは非常に重要です。
CTは、提携医療機関で撮影をお願いしています。費用は撮影時に別途お支払いいただきますので、気になる方は事前に紹介先にお問い合わせください。
治療の期間・回数:1回
※金額は税込み表記です。
お口の状態や治療の内容によりますが、通常は数か月~1年以上かかることがあります。ご安心いただけるよう、事前にしっかりとご説明します。
当院ではなるべく痛みを感じないように配慮しています。麻酔をかける際も、まず歯茎に塗るタイプの表面麻酔を使用。さらに細い針を使用して、電動式注射器でゆっくり麻酔液を注入するなどの工夫をしています。
全顎治療では、機能面だけでなく審美的な改善も目指しています。そのため、見た目も自然で美しい仕上がりが期待できるでしょう。
太白区・長町の歯医者あすと長町歯科では、お口の機能的・審美的な不調を総合的に改善する「全顎治療(フルマウス治療)」を行っています。繰り返す虫歯や歯周病、咬み合わせの不調、乱れた歯並びなど、複数のお悩みがある方はぜひ当院にご相談ください。