当院は歯周病治療を得意としている歯科医院です。院長は大学時代から現在まで20年以上(※)にわたり、歯周病治療に力を入れています。
歯周病の治療の基本は、「検査と原因菌の除去を徹底すること」につきます。しかし日本の歯周病治療では、簡略化した検査のみを行って治療を進めることが少なくありません。私たちはこれを簡略化せず、精密な検査でお口の状態をしっかり確認し、より効果的な治療計画を立てています。
歯の表面にこびりついた原因菌の塊である歯石はもちろん、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)の中に沈着した歯石も丁寧に除去。治療が終了した段階で再度詳しく検査し、治療前に行った検査結果と比較して歯周病が改善しているかを確認するようにしています。
このように当院では歯周病治療の経験豊富な歯科医師が、精密な検査・治療計画の立案をして、一人ひとりのお口の状態に合わせた治療をご提供いたします。
※2024年現在
歯周病の症状が進むと、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間にある溝)が深くなってしまいます。このような中等度から重度の歯周病の場合には、通常の歯石除去だけでは改善しないケースも存在します。
こうした場合に行うのは「歯周外科治療」と呼ばれる方法です。外科的な処置をともなう難しい治療ではありますが、豊富な経験を持つ院長がきちんと対応します。
この歯周外科治療をしっかり行うことで、重症化した歯周病でも歯を抜かずに済み、症状を悪化させずに済む可能性が出てきます。
なかなか歯周病が改善しない方や、「歯を抜くしかない」とされるような重症の方も、お力になれるかもしれません。歯周病(歯槽膿漏)にお悩みの方は、ぜひ諦めずにご相談ください。
歯周病(歯槽膿漏)を改善するには、原因となる歯周病菌をお口の中から減らす必要があります。歯周病菌は歯の表面に付着した歯石やプラーク(歯垢)に含まれていますので、こういった汚れをしっかりと取り除くのです。
ここで汚れを取り残してしまうと、歯周病の症状はなかなか改善していきません。つまり、処置を行う施術者の知識や技術力で、治療の質に差が出る場合があるのです。
私たちの歯科医院で行う歯石やプラークを除去する処置は、国家資格の専門職である歯科衛生士が担当。豊富な経験と、これまでに培った技術を駆使した丁寧な処置を心がけています。
また、「歯石やプラークの除去は痛い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。そこで必要に応じて麻酔を使用するなど、痛みにもきちんと配慮し、お身体への負担が少ない歯周病治療をご提供しています。患者さんに痛みを我慢させるようなことはありませんので、ぜひ安心してご来院いただければと思います。
主に歯ぐきより上部に付着している歯垢(プラーク)や歯石を、器具を使って除去します。
歯ぐきより下部の歯根面(歯の根の表面)に付着したプラークや歯石を取り除き、表面を滑らかにする施術です。表面を滑らかにすることで、汚れの付着を起こりにくくし、歯周病菌の再感染を予防します。
歯周病が中度以上、または重度まで進行してしまった場合に行う外科処置です。歯ぐきを切開し、歯の根の先まで目で見える状態にして、歯石など歯周病の原因となる汚れを徹底的に除去します。
完全に治すのは難しいと言えるでしょう。症状が出ないように、また悪化しないようコントロールすることは可能です。それには患者さんご自身でのセルフケアと、歯科医院でのクリーニング、そして定期的な健診が非常に重要です。
歯周病の進行度や生活習慣により異なるため一概には言えませんが、軽度の場合はおよそ1か月程度で、通院回数も少なくて済みます。
これが中・重度の場合は3か月程度かかるケースもあり、その分通院回数も多くなります。外科治療や咬み合わせの治療が必要になると、6か月~1年程度かかることも。
歯周病は、治療後もメインテナンスや定期健診を継続いただくことが重要です。歯周病の状態や回復状況もしっかり説明いたしますので、ご不明点はお気軽にお問合せください。
当院では必要に応じて麻酔を使用するなど、痛みに配慮した治療を実践しています。豊富な経験とこれまで培った技術で、丁寧な処置を行います。患者さんに痛みを我慢させるようなことはありません。安心してご来院いただきたいと思います。